Column

疲労自慢

「2時間しか寝てないんだよね」よく聞く言葉である。

どうやら世間では寝てない自慢と言うようだが、なぜ寝ていない事を自慢するのか? これは日本特有の文化である、という説がある。

考えてみれば、「寝ていない」=「寝ずに頑張る」=「健気」という思想が根本にあるのではないのだろうか? また、「今月は2日しか休みが無かったよ」「頭が痛いよ」などの働き詰め自慢や体調自慢などもあるようだ。これもまた「こんなにも働いてるんだよ」「体調が悪くても働くよ」という思想が根底にある。

ハワイのアイスクリーム売りに話し掛けたところ、「すまないな、“2分前”から休憩時間だよ。あと13分後に来てくれ」と言われた事がある。つまりは「オレは15分の休憩中に仕事をする気はないよ」という事か。オレならば、結局アイスを売って、また休憩に入ろうとするかも知れない。

この違いは何かと考えてみるに、「自分の時間」と「仕事の時間」の違いをどう認識しているか、だろう。考えようによれば、「寝ていない」=「自分の時間を確立できていない」という事であり、「休みをコントロールできず」また「体調管理も出来ていない」と、むしろ恥ずべき事である、という思想もまた理解はできる。

が、それでも働き続け、自分の疲労を自慢してしまう日本人。働きアリと称される理由もわからなくもない。

不思議な分化ではあるが、そんな日本に生まれたのだから、それでいいのかも知れない。何かとストレスのたまるご時世である。

以前書いたような多幸症や被害妄想による『キレる少年』などを生み出すほどに深刻化しているとも思えるストレスのたまる時代なのだ。休めよ日本人。お前のコンディションは、お前しか保証してくれないのだから。

著者:香助総支配人 マルマル関西【カスケが斬る!】

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