お、お、お、音楽の力をだな。カスケです。今回は音楽の持つパワーについてだよ。さてと。嬉しいときに口ずさむ歌、喜んだ瞬間の叫びのリズム。自然に体が動く、そんな感じ。思わず発してしまうその音階は体から生まれるものなのであり、すなわち人は体に音楽を持ってるんです。体のリズムが高まって、リズムが心を高める。哀しい時に聴きたい音楽、しんみりしたいときに味わう名曲、懐かしいあの頃を思い出すあの歌。人は自分の気持ちを音に歌に託します。これは、『そんな気持ち』というアンニュイな旋律と、空気の振動が生み出す切ない旋律が互いに高め合う、言わばポジティヴ・フィードバックであるのです。という具合で人の人生にはメロディが密接しているのでありまして、切っても切れない関係だといえるのです。関西人なんかは湯船につかって10数えるときですら音程があるほどのリズム野郎たちで挽歌ですよ。「そういや最近音楽に触れてないな」って思ったら、それは体の危険信号。音を忘れた人の体はリズムを持て余しちゃって、ついには心の表現の仕方を忘れちゃいますよ。忙しい毎日。追われる仕事。ちょっと手を休めて、心の旋律に想いを乗せてみませんか。
著者:香助総支配人 Yukai life【カスケが斬る!】